就活Sidekick

年間2000人の学生のキャリアコンサルティングをするIT企業の人事責任者だけど、自分の就活は超苦労した人。本音と裏技を公開してます twitter:@t_sidekick 

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入社式が大好きなんです。【採用市場】 

私は入社式が大好きです。

入社式の前の日は眠れないんです。 ウキウキしすぎて。

新卒社員が入社することは、世界的に見てもまれな光景だが日本的な企業文化のいいところだと私は思っている

会社のおじさん達の中に、100人いれば100通りの個性が入ってくる。会社がとても活気つくし、「化学変化」が起きる。互いに成長し、変化する。
人事責任者としてこの「変化」を一番近くで感じ取れるのは役得なのだろう。

大学を卒業し、同じスタートラインで一斉に教育を行った上で社会人生活をスタートする方法は日本くらいだと思う。
欧米は、インターンなどを通じて、卒業後はそれぞれ自分の勉強していた分野や業種の仕事に就く。

日本式の社会人スタートと欧米式社会人スタートを比べてみよう

・日本式
日本式の新卒入社スタイルは、年功序列の始まりとして悪しき風習のようにいう場合もあるが見方を変えると、実はとてもいい教育制度です。
大学卒業したばかりの学生を社員みんなで歓迎し、教え、保護する。子育て同様で。
さまざまなメリットもある。教える側は自分の仕事を客観視し、マニュアル化が進む、本人の理解も進み熟練度も上がる。
新人も社会に溶け込むためにマナーを学び、社会適応の段階を踏んで成長することができる。
甘いと思われるかもしれないが、実はこれ不況に強い。
たとえば日本は、人事異動も定期的に行われることが多い。ゆえにマニュアルやノウハウがきちんと整頓されている(次の人が困らないように)
人事異動は、新しい目線をもった社員が異動してくることで化学変化をもたらすとともに、社員に新しい技術を身に着けさせることができる。
そのため、もし不況になって今の業務が縮小されたとしても、異動前にやっていた業務を行うことも可能。日本が長い不況で低成長の中でもなんとかやっていけるのはこの人事異動含む、日本式の雇用にあるのではないか?

・欧米式
一方で欧米式は、専門性に特化した人材になりやすく、学生とは言え、大学時代から研究に没頭している学生ならばすでにおっさんを凌駕していることも多く、能力で差が付けることも可能でしょう。
また、専門性に特化しているため成果も出しやすい。
逆に、人事異動はあまり起こりません。「これは俺の仕事だ!」とものすごい勢いで怒られます。海外で人事異動=左遷の意味合いが強いですね。
したがって、不況には弱い。そのポジションに人がいらなくなると、それしかできない人材ばかりなのでほかのポジションを対応することができないのです。

一方でIT化が進み、人事異動でノウハウを継承する必要もなく、目まぐるしく変化する時代の流れで「成果」を要求される世の中になってきたので、日本式はもう通用しないのは事実なのかもしれません。
なので、大手の企業もこの「新卒制度」を止めようとしているのでしょう。

ただし、ここには社会の構造に決定的な欠陥があるのですが…


これは別のお話しにしましょう…


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