就活Sidekick

年間2000人の学生のキャリアコンサルティングをするIT企業の人事責任者だけど、自分の就活は超苦労した人。本音と裏技を公開してます twitter:@t_sidekick 

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就活を惑わせる通年採用が日本には定着しないと思う理由

先日「入社式が大好きなんです。」という記事で、日本式の新卒文化と欧米スタイルを比較しました。

 

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通年採用でスーツは売れるかもね。




最近は日本でも、新卒採用を止めて通年採用に切り替えようという話しが出ています。
欧米企業と肩を並べるためにもやった方がいいと私も思いますが2つの欠陥があることを今日はお伝えしたい。




1.変わらない教育制度

教育制度特に卒業制度に問題がある。3月の終わりまで大学生という制度をまずは止めるべき。年次で学年を変わることが当たり前になっている学校制度を変えないことには、4月入社の文化は変わらず、通年採用どころではない。
日本の大学制度は、在籍期間をなくすべきだ。
そうすれば、大学卒業後すぐに就職していない学生にも光は見える。
単位の取得についても考え方をかえるべきかもしれませんね。

学生側も3月末まで大学に行く必要のないように単位の調整はするべきでしょう。

別問題で、海外の大学を卒業した人は当年10月に卒業しても、翌年4月に入社できない学生も多いようです。日本の制度が生み出すアンマッチを見つけました。

私の会社では、海外の大学卒業生と留学生と公務員試験失敗と院生進学失敗学生などは10月に入社できるように制度変更しました。



2.給与水準


IT業界は特にそう。新卒だから20万円くらいという物差しこそぶっ壊すべきだ。海外の企業はAIエンジニアに年収1000万は当たり前。
日本の国立大学は外資系企業にとって格好の「狩場」になっている。
日本は税金を使って学生を育てているが、外資に入社してしまう。
国益を失っていると思ってほしい。
私の会社では給与も変えた。既存社員との軋轢もあると思われるので徐々に上げていく。

 

 



簡単に通年採用をやめるべきということはできるだろうが、社会のお偉いさんはこの辺が見えていないんじゃないだろうか。と思う。

大学の卒業シーズンまたは、単位の取得方法を抜本的に見直ししてくれないと3月までは学生という「常識」が外れない限りは、「入社式」は4月に変わらない。

給与水準が低いと、外資に持っていかれ、留学などチャレンジした学生はあぶれる構造には問題がある。

 

通年採用をすれば、外資に良い人材が流れないと思っている企業は痛い目を見るだろう。