就活Sidekick

年間2000人の学生のキャリアコンサルティングをするIT企業の人事責任者。本音と裏技を公開してます twitter:@t_sidekick 

なぜ企業は業績がいいのに、リストラをすすめるのか。

なぜ企業は業績がいいのに、リストラをすすめるのか。

就活というこれからビジネスパーソンになろうとする学生からすると「真逆」のネタですが書きます。

 

5分くらいで読み終わるのでちょっと考えてほしいです。

 

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数値的な根拠

東京商工リサーチが出したデータ(https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20190514_03.html)を見ると

 

・去年よりも大幅に増えた

・6年ぶりに1万人を超える

・リーマンショック後の最大インパクトが2010年だがそれを上回る

となっている。

2019年1月-9月に希望・早期退職者を募集した上場企業は27社に達し、対象人数は1万342人と6年ぶりに1万人を超えたことがわかった。
 社数はすでに2018年(1-12月)の12社を大幅に上回り、2014年の32社に迫っている。また、人数も2010年(同)の1万2,223人を超える勢い。

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東京商工リサーチより

 

 

どこがリストラしている?

概ね業績が良くないのでリストラしている企業と、今のうちにリストラの2パターンがほとんどだが、なかば強制的なジョブチェンジ型の損保ジャパンなどは新しい事例

 

〇電機系や業績不振など

富士通:2850名

ルネサスエレクトロニクス:1500名

ジャパンディスプレイ:1200名

東芝1060名

〇業績好調だけど

キリンホールディングス:1000名

※さらに増える

アステラス製薬 ?名

中外製薬:?名

カシオ計算機:?名

〇リストラじゃないけど…

損保ジャパン:4000人

 

なにがポイント?

これは勝手な推論だが

1.就職氷河期前に大量入社したおじさんたちが多い

2.パフォーマンスに比べ給与高い

3.その下の世代が働き盛りだけど、安いので給与を上げたい

4.IT化

 

1.就職氷河期前に大量入社したおじさんたちが多い

1986年から1991年のバブル期入社組は今年50~55歳と言われる。人数も多いので競争社会を生き抜いてきた人は、すごい人も多いが競争に負けている人はぶら下がりが多い。

しかも「年功序列」で給与が高い人たちも多いので会社としても働かないおじさんには困っている企業も多いのではないか?

 

2.パフォーマンスに比べ給与高い

とくに大手ではそうだが、長くいるだけで役職が付いてくる会社もある。

なので、課長とかなんだけど部下がいない「担当課長」なんて不思議な役職もあるケースがある。

とても偏見を込めて言うが、帰りの電車でソーシャルゲームに命を懸けている人たちはこの分類だと勝手に思っている…

 

ちなみに消費者庁のソーシャルゲーム調査によると50代は20代と同じくらい遊んでいるデータがある。

それに比べて、40代の働き盛りは一番少ないと言える

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https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/policy_coordination/internet_committee/pdf/160324shiryo1.pdf

 

 

3.その下の世代が働き盛りだけど、安いので給与を上げたい

年功序列を無視するとすでに、若い世代の方がITにも抵抗がないし、コンプライアンス意識も高い人が多い。

また、転職市場も活況で若くてチャンスに恵まれない優秀な人には仕事はいくらでもある時代。

企業も残ってほしい人に財源を割り当てたい。

 

4.IT化

前述に述べたが、おじさんのIT化なんて、スマートフォンでソーシャルゲームが関の山でしょ?

人事部では、10月の消費税増税があった。たいていの企業が社員に再申請をさせてアナログで処理したかもしれない。

RPA(ロボテクプロセスオートメーション)の仕組みを使うと、午前中に設計して、設定で20分くらい、ランチの間に数千人分の交通費計算が終了した。

もちろん、細かい見直しは行ったがそれでも立った一人で一日で対応できた。

今まで、入力業務を行っていたスタッフの人件費は別の仕事に使えた。

人事の経験値があって、新しく習得したRPAのスキルを掛け算することで生まれた付加価値と言えるでしょう。

 

 

生き残るためにどうするか?

今時点でリストラ対象となっているおじさんたちは、努力をしていなかったとは言わない。

ただ、努力の仕方は正しくなかったかもしれない。

 

ITが職を奪うという話しは数年前から出てきていた。

 

その時勉強を始めていれば、AIエンジニアは無理かもしれないけど、RPAを使って業務効率は上げれたはずだし、付加価値の高い人材になったかもしれない。

 

自分の持っている原体験や経験値を活かせるスキルを身に着けることで付加価値の高い人材にならなければ、いらない高所得者になるだけ。

 

なにが必要か?

ITスキルは皆さんが思っているより難しくない。

自分の経験をITに乗せるだけで、付加価値は生まれてくる。

最近よくCMしているTECH::EXPERT などは、本気で勉強したい20代や30代もいます。

 

特に今の就活生は、皆さんが役職が付いたころに入ってくる新人はすでにプログラミングを学校教育で習得している。

今のおじさん以上に、働かないとか使えないと言われるのは早いかもしれない

 

あなたはどんなビジネスパーソンになりたいですか?

 

 

 プログラミングスクールに関する記事は以下の2つ 

 


 

 

 



 

 

 

 

 

【先輩の内定先(抜粋)】 味の素、Amazon、伊藤忠商事、伊藤忠テクノソリューションズ、エイチ・アイ・エス、SMBC日興、SCSK、花王、カゴメ、講談社、サントリー、JTB、sky、全日本航空(ANA)、ソニー、サイバーエージェント、資生堂、東日本旅客鉄道、東京海上日動火災保険、日立製作所、富士通、日本航空(JAL)、三菱物産、三菱地所、他