就活Sidekick

「就職がゴールではない」というコンセプトの学生団体です。働き方、就活ノウハウなどをまとめています。twitter:@t_sidekick 

就活ランキング上位だった銀行はどう? 銀行オワコンは本当か?

就活ランキングで、過去常に上位にあった「銀行」

 

今日は、銀行は本当にオワコンなのかを考えます。

 

このブログは就職支援の学生団体Sidekickが、普通は考えない視点で就活を考えます。

 

 

結論:チャンスです。(赤いのだけOK)

 

 

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なぜいっきに不人気業界へ?

 

1.リストラ計画

三菱、みずほ、三井住友のメガバンクで32,000人のリストラ計画が発表されました。

三菱は9,500人、みずほは19,000人、三井住友は4,000人…

2026年くらいまで先を見ると3行で10万人弱となる…

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メガバンクの主な人員や店舗の削減案(週刊朝日2019年12月6日号より)

世界でもすすむ銀行リストラ

さらに、日本と同じように金利の低い欧州を中心に世界ではもっと加速していて73,000人規模のリストラとなっていることをBloombergが発表している。

銀行のリストラは日本だけでなく世界で起こっている

 

2.フィンテック

実は過去の就職ランキングをよく見ると人気があったのは「文系」です。

金融という分野に、テクノロジーが大きく入り込み始めたことで「仕事の仕方」が大きく変化しています。

ついていけない人が続出しているとも言えるでしょう。

ITをわかっていないと生き残れないのは銀行だけではありませんね。

「フィンテック(Fintech)」とは、金融を意味する「ファイナンス(Finance)」と、技術を意味する「テクノロジー(Technology)」を組み合わせた造語である。古くは、金融機関の保有する勘定系システムや営業店システムといった伝統的な情報システムについてフィンテックと称する例も見られたが、このところは用法に変化が認められ、概ね「ICTを駆使した革新的(innovative)、あるいは破壊的(disruptive)な金融商品・サービスの潮流」といったくらいの意味で利用されている。

フィンテック(Fintech)とは : 富士通総研

 

3.風評被害

ぶっちゃけた話、イメージが悪い。

圧倒的なノルマ、ミスのできないプレッシャー、超労働時間。

「半沢直樹」は銀行のイメージを定着させたように思えます。

半沢直樹 1 オレたちバブル入行組 (講談社文庫)

 

 

 

実際、Sidekickの先輩たちに聞いてみると

・学生の中でも優秀な人の集まりなので競争がすごい

・ノルマに関する達成意識が高く、軍隊式

・最近多くの支店が統合されてりなくなったりしているので環境も変わる

転勤めっちゃある

・残業めちゃくちゃある

・給料は、ほかの業界の同級生よりもいい

・研修はめちゃくちゃしっかりしている

・金融関係の知識は本当についたので生きていける 

 

メガバンクを比較してみる

ここでいつも通りおすすめのバフェットコードを駆使してみましょう。

 

▶バフェットコードの使い方は過去記事より


 

▶売上

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都内にいると三井住友とみずほは逆のイメージですが、売上でみると三井が上ですね。

(バフェットコードより)

 

▶利益

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おおむね10%前後の利益率(みずほだけ2.5%)となっています

みずほの利益が低い部分はEDINETを見てみるとわかりますが、システム投資分の減価償却の大半を前倒しで計算したことが主な要因となります。

 

会計基準を見直し、4000億円台半ばとされるシステム投資額にかかる減価償却の大半を「前倒しで処理する」(坂井辰史・みずほFG社長)という。その結果、システム関連で約4600億円の損失が発生することとなった。


みずほのこのシステム統合は、IT業界では「サグラダファミリア」と言われていたぐらいです。

この辺は小説になっているのでIT銀行業界や金融業界に興味のある人は読んでみてください。

みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史 史上最大のITプロジェクト「3度目の正直」

 

もし、銀行をうけるならば…

メガバンクであれば三菱UFJフィナンシャル一択となるでしょう。

 

理由は

・NO,1ブランドで、ここ数年は安定成長

・海外事業の成長性がすごい(特に途上国)

・福利厚生はめちゃくちゃいい 

 

・NO,1ブランドで、ここ数年は安定成長

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株探より:https://kabutan.jp/stock/finance?code=8306

「銀行きびしい」というなかでも、三菱は安定して成長しています。

たまに利益が圧縮されている年もありますが、三菱はM&Aもしっかり行っており、タイミングは利益が減っている年もあります。

まぁこの辺は「うまく投資している」と思っていいかもしれません。

※細かいところを見るとさまざまな見方もあると思いますがこの辺はご自由に…

 

・海外事業の成長性がすごい(特に途上国)

これは有価証券報告書をみますと。

途上国関係の金融投資がうまくいっています。

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https://www.mufg.jp/dam/ir/presentation/2019/pdf/slides1909_ja.pdf より

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https://www.mufg.jp/dam/ir/presentation/2019/pdf/slides1909_ja.pdf より

 

国内資金収益は、ずっと下がっているのに対し、海外資金利益が伸びています。

 

上記のようにすでに三菱では、海外の割合が大きくなっている部分でメガバンクの中ではしばらくは期待の持てる企業です。

他のメガバンクが統合や不良債権処理で忙しかったときに、三菱は海外への展開をきちんと行い、リスクヘッジしていたと言えるでしょう。

英語を使って働きたいという学生には向いている業界かもしれませんよ。 

 

・福利厚生はめちゃくちゃいい 

例えば、提携の医療機関の診察料が安いとか、社宅制度を使うと一万円くらいの負担で都内に住めるとか、平均年収が1000万円超の部分など…

さらに、研修はとても充実していてお金のことや、経済のこと、一般常識については20代のなかでも圧倒的に知識量は増えるでしょう。

 

「銀行はだめだ」といってクソベンチャー受けるくらいなら圧倒的に福利厚生は強い

 

 

まとめ

・リストラは今後も続く

・メガバンクとひとまとめにするのではなく、個別に見てみること

・おすすめは三菱UFJ(海外展開などが充実している)

・福利厚生は相変わらずのトップクラス

・海外で仕事をしてみたい人なんかはねらい目

 

結論

リストラのリスクはどこの企業も同じ。

金融を受けない学生は、単純に負け惜しみの学生もいると思う。

圧倒的なノルマに耐えるストレス耐性と、海外展開などのビジネスモデルの変化に耐えることのできる人はとってもいい業界ではないだろうか。

最後に、入社がゴールでなく、活躍することに視点を置くのであれば英語やプログラミングは絶対必要な業界だと思う。

 

 ▶就活で面接官が評価するのは英語?スタディサプリが最適解

 


▶プログラミングは金融業界の必須科目かもしれない 

 


 

 

【先輩の内定先(抜粋)】 味の素、Amazon、伊藤忠商事、伊藤忠テクノソリューションズ、エイチ・アイ・エス、SMBC日興、SCSK、花王、カゴメ、講談社、サントリー、JTB、sky、全日本航空(ANA)、ソニー、サイバーエージェント、資生堂、東日本旅客鉄道、東京海上日動火災保険、日立製作所、富士通、日本航空(JAL)、三菱物産、三菱地所、他